襖の下張り文書剥離・解読作業 一般公開中 〜玉置家住宅〜

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襖の下張り文書剥離・解読作業 一般公開中 <お気軽に見学にお越しください>

襖の下張りは宝の山!
旧玉置家住宅の奥座敷にて、襖の下張りを剥し、解読する作業を一般公開しながら行っています。

襖の下張り文書とは
 襖は下地となる木で作られた骨の上に、幾重にも重ねられた和紙の層を貼り、最後に襖紙(表紙)を貼ってできています。この和紙の層を下張りといいます。
 昔は和紙が大変貴重で、不用になった台帳、手紙、日記などが再利用され下張りに使われていました。それが、襖という形で引き継がれ、現代ではその当時の背景を知ることができる貴重な歴史資料の一つとなります。

剥離作業
 襖の下張りに貼られている古文書を字が消えないように
丁寧に剥していきます。

【剥離グループ活動日】
毎月第1水曜日 10:30〜15:00
第3水曜日 13:00〜15:00
※8月はお休み

解読作業
 古文書に書かれた字(くずし字)の解読をします。

【解読グループ活動日】
毎月第1・3金曜日 13:00〜15:00
※8月はお休み

旧玉置家住宅文書調査の始まり
 旧玉置家住宅は、平成22年2月に耐震補強工事が完了しました。
工事の前に、旧玉置家住宅所蔵の襖や額、書籍・書簡類及び民具類の整理と保存作業を実施しているところ、襖の下張りに貼られている「古文書」も発見しました 。
これらの古文書は、貴重な歴史や風俗を知ることができる歴史資料であるため、襖を剥し解読する調査を開始しました。

市民ボランティアでつくる「旧玉置家住宅文書保存会」の設立(H22.3)
 襖の下張り文書剥離・解読作業をするため、「旧玉置家住宅文書保存会」を設立しました。
専門的な知識がなければできないため、神戸大学大学院人文学研究科地域連携センターの先生や文化財修復家の尾立和則氏に指導・協力いただきながら、現在(H29.8)、剥離グループ13名、解読グループ5名で活動しております。
 この活動は、市民ボランティアグループで行われているところは少なく、市民活動としては全国的にも大変珍しい活動です。

旧玉置家住宅の襖の下張り文書
 旧玉置家住宅の襖の下張りにも古い古文書が使われていました。
下張りに使用される文書の多くは、不用と判断されてから使用されるため、下張りとして使用された時代より数十年古いものがほとんどです。旧玉置家住宅の下張りにも正徳元年(1711年)の年号の文書が確認されており、文政9年(1826年)築である旧玉置家住宅より100年ほど古い古文書が使われています。その他にも、大福帳や薬の処方箋、形紙なども出てきました。

文書保存会トピックス

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